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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2016年(平成28年)10月2日 ベストグループ関東地区見聞会 ①

皆様、おはようございます。人生とは本当に儚いものです。いつ何が起こるか分かりません。人間は生まれたら死ぬのです。その短い人生をどのように生きるかが大事であると、いつも説いているのです。

しかし、多くの方は生まれたら死ぬことを知っていないのではないでしょうか。だから、悔いのある人生を生きている方が多いのではないですか。つまらないことで一度しかない人生を使い果たしている方が多いのではないでしょうか。

「人の生き方」が人生なのです。一度しかない人生をどのように生きるかが人生ではないですか。ほとんどの方は、一度しかない人生をお金のために使い果たしておられるようです。

お金は生きるために必要な道具です。しかし、その道具であるお金に人生を懸けている方が、七十億人の方々の大半ではないだろうかと思います。

人間はお金持ちになるために生まれたのではありません。社会に出たら、仕事を通してどのように社会に貢献するかが大事なのです。ですから、私は事業家時代、使命感経営を徹底したものです。

使命とは「命に仕える」ということを、当時の私は知りませんでした。事業家時代、仕事を通して人類や社会に役立つことが使命感経営だと思いました。ですから、私の口から「お金が一番です」と言うことはありませんでした。

今の方々には「人間性が一番大事です」と話しています。なぜなら、「命が大事です」と言っても、命の存在を認める方が少ないからです。ところが、根っこに命がなければ誰も生きていくことはできないのです。

肉体から命が離れたら人間は死にます。肉体から命が離れたら、食べ物でできた体は朽ち果てるのです。私は命の存在が分かり、真理に到達させて頂いたようですから、命について説明することができるのです。

人生とはその人の人格の現れです。ですから、人生は人によって色々なのです。苦しむ人生を歩む方、幸せな人生を歩む方、山あり谷ありの人生を歩む方がおられます。人生は人によって様々ではありませんか。

人生は自分の思うままにいかないものです。みんな幸せになろうと思って努力をしています。思い通りにいく人生を歩む方はほんの僅かです。人生を自分の思いのままに歩んでおられる方は、顔を見たら分かります。

頑固そうな顔をしている方、素晴らしいことがあったら学ぼうとする方、今少し良い人生を歩んでいる方、今厳しい人生を歩んでいる方、それらはみんな顔に出ています。素晴らしい方の顔からは素晴らしさが滲み出ています。また、言葉の一つ一つも素晴らしいです。

つまり、あなた方は自分の人格が言葉と顔に言動として表れるということを、ご存知ではないのでしょうか。それを知らないから、中々人格が変わらないのだと思います。

私は四年のサラリーマンを終え、二十七歳から独立をさせて頂いて、ずっと社員さんたちから見られてきました。今はベストグループの仲間たちにいつも見られています。私は二十七歳から、ずっと社員さんやお客様や仲間たちから見られた人生を歩んでいます。

つまり、人から見られるということは成長できるということです。人から見られなければ成長できないではないですか。言葉の一つ一つ、顔の表情の一つ一つ、態度の一つ一つ、手つきの一つ一つ、歩き方、背中を人は見ておられるのです。

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