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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第6巻より

2013年(平成25年)10月27日 ベストグループ中国四国地区見聞会②

親が「ありがとう」と言うと子供も言っているのです。親が「ありがとう」と言わないから子供も言わないのです。子供は母親と父親の教えが身につくのです。私の母は小さい時にそれしか言わなかったのです。

看護師さんはビックリされていました。母は、肺にいっぱい水が溜まっているし、自分が危ないのに何があってもニコニコして、「ありがとう」、「ありがとう」しか言わないのです。親の教えが身についているではないですか。

私は小さい時からお金よりも命の尊さを教えられた人間で、人の道を間違ったら叱られました。今の人たちとは教えが違うのです。今の人たちは、お金とか社会を批判中傷することが目的の人が多いと思いませんか。私はそんなことはしたこともないです。

私には何も力はありません。衣川は肉体についた名前です。市役所に届けるのは、生まれてから今は二週間以内です。肉体に名前は付いたのです。心と命には名前はないのです。

命は三つの心を持って、肉体に入られたのです。その三つの心の中で、鈍性(どんせい)は失敗者の人生、激性(げきせい)は成功者の人生、そして最高の人間の人生を浄性(じょうせい)と言います。鈍性は最低、激性というのは中間、浄性は最高です。偉大なる存在はこの鈍性、激性、浄性という三つの人格を持って肉体にお入りになられたのです。

親が「お金」、「お金」と言ったり、心配をすると鈍性の子供を育てるのです。社会に出て失敗するような子供を育てるのです。鈍性は、「金じゃ、この世は金じゃ」、「金が全て」と言って人間性を説かないのです。

今の親と違い、我々は親から浄性という人間性を説かれたのです。「お金持ちが素晴らしいのではない」、「どんなに食べられないようでも、胸を張って生きられるようにならないといけない」と教えられたのです。浄性を素晴らしい人間というのです。素晴らしいから、良い仕事をするのです。

鈍性と浄性の間、中途半端が激性です。激性はプラス思考ですが、いつまでも続かないのです。激性は鈍性に堕ちるか浄性になるかのどちらかなのです。激性になって初めて、肯定的人間で仕事をしても上手くいくか、鈍性になって潰れるかどちらかなのです。

だから、私が仕事をした時に上手くいったのは激性、肯定的人間だったからです。ところが満足してしまったら、あるいは人を見下した時に、鈍性、失敗者の人生に堕ちてしまったのです。

そして永遠に成功するには、浄性、素晴らしい人格者になった時に、人がずっと支えて下さるのです。あるいは、命が支えて下さるのです。
この三つの人格を持った時に、あなた方は子供のどの心を引き出したかがポイントです。そして、どういう子供に育てたかです。

私は小さい時から人格が大事だと教えられたのです。だから、世の中に出ても、少しは成功をさせて頂いたのです。一応、四年間は社長として日本一の経験をさせて頂きました。そして失敗していったのです。そして立ち上がる時に自分が間違っていたことに気づき、本当の人格者になりたいと思いました。

失敗しなければ、恐らく本当の人格者にはならなかっただろうと思います。そして、インドに通い続けて、何のために生まれたのだろうかと学びました。

死という言葉が怖いという人がいるけれど、なぜ死が怖いのですか。生まれたら死ぬに決まっているではないですか。生と死は同時に存在するのです。この世は相対性の世界ですから、幸と不幸は同時に存在するのです。健康と病気は同時に存在するのです。貧乏と金持ちは同時に存在する。見えるものと見えないものも同時に存在するのです。このように、この世は相対性の世界で成り立っています。

光と影は同時に存在するのです。見えないものと見えるものが同時に存在しているではないですか。ところが、今の人は見えないものを否定します。命を否定しているではないですか、心を否定しているではないですか、人間性は何の重要視もしないではないですか。一番大事なのは命で、その次に人間性ではないですか。 

あなたの心によって病気が出たり、あるいは素晴らしい人間になったりするのです。つまりこの世は心が人生を決めていることに、あなたたちはどこまで気づきましたか。

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